インタラクティブシステム論 其の一 20170413
この講義でやること
・フーリエ変換を研究にどのように生かせるのか
・ヒューマンインターフェースを研究しようとするとロボットが必要。これにはフーリエ解析が必要で、グラフィックスとオーバーラップしているところがある。
インターフェース系では
①ハード
②ソフト
③数学
の知識が必要。この中でも数学の知識については継続的にやっても身につきにくい。ハード・ソフト系の知識やスキルは一夜漬けで結構何とかなる。
つまり
・研究と数学との関係を知る
・使えるスキルを身につける(これについてはScilabというプログラミングシステムを用いて進めていく)
これがこの講義でやっていくこと。
SciLabの導入方法
①Home - Scilabにアクセス
②「Download SciLab」と書かれているデカい矢印をクリック
③ダウンロードが終わったら実行
④最初に言語設定が出てくるので、設定し終えたら手順に従いインストールする
zipを回答しなくて済んだのでファイルがごっちゃになってわけわからんくなるなんてことは起きない、はず。
SciLabの使い方
今回の課題
①リサージュ図形について各自調べ、plot関数で書いてみる
②速度に比例したブレーキ(ダンパ・粘性)が加わった時の動きをシミュレートせよ
③簡単な音楽を作成せよ。提出はSciLabのプログラムファイルでいい
コミュニケーション論 其の一 20170413
ビデオ:ためしてガッテン より
最近、会話術に関する本が人気
300人へのアンケートで会話に自信がないと答えた人は、約70%
どうしたら会話が上手くなるのか?➡会話が上手いことが会話上手になる秘訣ではないらしい
話題or経験か⇒聞く方のリアクションがとても重要
笑顔で話を聞くと会話が長続きしやすい
話し上手ではなく、話をしやすい人に
・顔面フィードバック
感情:うれしい
↓普通の感覚だとこの向き ↑本当はこっち向きなのではないか?
表情:笑う
・うれしいから笑うのか、笑うからうれしいのか
・ある実験で面白そうな顔(棒状のものをくわえる)をして漫画を読むというものがあった⇒面白さを経験しやすくなる
・ミラー現象(ミラー・ニューロン仮説)
人間は動物の鳴き声を聴くときは脳の中の聴覚分野が活発になる
しかし、人の話を聞くときは聴覚野のほかに言語野(ブローカ野)が活発になっている
⇒相手のことをまねることによって自分で意味をかみ砕き、相手の気持ちに寄り添おうとするため
疑問:動物の鳴き声だとなぜブローカ野が活発にならないのか
⇒意味を持たない言語だからなのか?
⇒一概には言えない。完全な物質音だったならあてはまるだろうが。言語と非言語の境界には、動物の鳴き声など多数種類ある。今の時代、ペットも家族の一員としての扱いになっている。ひょっとしたらペットの鳴き声ではブローカ野が活発になるのかもしれない。
会話と緊張の関係
相手のしぐさや言葉をまねる
⇒話す方の緊張が解ける(相互作用で自分にも効果があるのかもしれない/ばれたら効果がなくなるのか)
このことを心理用語でミラーリングと呼ぶ
相手に関心を持たせるためにミラーリングを活用する方法もある
keywords
共感的理解:相手の気持ちになって、言葉を理解すること。例としては、部屋に入ってきた友人の「暑いねー」という言葉を「窓を開けて―」などと変換、理解すること。なかなか難しい。(参考:『共感的理解』)
自己開示の返報性:自分のことを話し始めると、相手も自分のことを話し始める。打ち解けやすくなる。
ダイアローグ(dialog):対話
ディスコース(discourse):言語で表現された内容の総体