マエカワの備忘録的な何か

思い立ったが吉日

3年科目

認知科学 其の三 20171018

映像資料 「ことばの不思議2」 いつの間に言語を覚えたのか? 人に教えてもらったという「模倣説」がデフォルトとして存在している。しかし、実際は言語の基本構造をもともと知っているという。計算は赤ちゃんにできないのに、言語習得はなぜ数年でできてし…

ユビキタスネットワーク 其の二 20171016

Ethernetについて Ethernetには物理層とデータリンク層が関係している。 データリンク層 多重アクセス制御が大事になってくる。この方法には二種類ある。 メディアアクセス制御(MAC) 論理リンク制御(LLC) この二種類の制御方法のことをサブレイヤと呼び…

認知言語学 其の二 20171016

はじめに 今回、上級科目でとることにしました。第一回の講義はほかの講義を見に行っていたので出ていませんので、第二回からの更新となります。あらかじめご了承ください。 図地分化現象 フォーカスされたほうを図(Figure)、背景になっているところを地(…

心理情報学 其の二 20171013

心理検査についてもう少し 測れるものについて 問題によって計測できる能力、傾向が異なる。用途に合った尺度で測ることができる心理テストを用いることが重要になる。例えば、就職で用いられるSPIでは、行動・意欲・情緒・ライスケール(嘘をついている可能…

メディア論 其の二 20171016

メディアとは 情報伝達の媒体で、物理特性を持つもののことをいう メディアの階層 第一階層(情報層):声、電波などの単純なもの 第二階層(物理層):第一階層のバックボーンにあるインフラ、仕組みなど 第三階層(社会・経済層):すべてをまとめる、メデ…

知的情報処理 其の二 20171013

探索について 電車に乗るとき「一番安い経路」を検索することがある。この時、プログラムは大量の経路情報から条件に合う経路を探索している。このように、探索なくして検索システムなし。非常に重要な技術なのである。 種類 いろいろあるが、大きい分類では…

心理情報学 其の一 20171006

はじめに そもそも心理情報学とは はっきり言って心理学。心を心理検査を用いて計測していくのがメインになってくるようです。 心理検査の代表例 IQテストがそのいい例。あとは、就職の時のSPI、CAB、GABなども適正や能力を計測するうえで代表的な心理検査法…

知的情報処理 其の一 20171006

はじめに 将来設計について 何になりたいのか、どのような生活をしていきたいのかをそろそろ固めるべき。先の見通しが立っていないと、研究室もうかつに選ぶことができない。せっかく研究室で技術をつけても、それを生かせない職場ではもったいない。 この講…

ソフトウェア工学 其の二 20171012

ビデオ戦争についての補足訂正 どちらが早く出したかよりもどれだけ差があるか 前回の補足訂正をしていきます。 ネットワーク外部性がある商品は早く出したほうが有利ということを前回書いたが、VHSとベータではベータのほうが早くリリースされている。当初…

認知工学 其の二 20171011

前回の続き 行動主義 これまでは脳活動はブラックボックスで、刺激に対する出力、入出力関係だけを見てきたが、コンピュータの発展などにより、内部構造を観察することができるようになってきたので、計算で求めることができるようになっている。 計算方法 …

認知科学 其の二 20171011

前置き 言語はなぜわかるのか。これについては生まれながら、遺伝的に組み込まれたシステムだという「生得説」と、生まれた後の環境や周りをまねることによって手に入れるという「模倣説」というものがあった。 言語のレベルは大雑把に「音」「単語」「文」…

物体認識論 其の二 20171010

MATRABについて MATLAB使用の際の注意点やその他もろもろ データを行列として扱うので、画像処理系の関数の引数順序は(height,width)になる 引数に文字列が入っている場合はシングルクオートで囲む必要があるかもしれない(ダブルクォートだとエラーをはいて…

ソフトウェア工学 其の一 20171005

概要 出席点は取らない 配点は試験60%(持ち込み不可)、レポート20%×2回。合計100% 試験にトリッキーなものは出ない 「Vモデルを説明せよ」という問題は確実に出る テストでは手がつる ダイバーシティはとても大切 前の席と後ろの席はいじられる 遅刻す…

物体認識論 其の一 20171003

概要 MATLABを用いて学習していく。(自宅でいじりたいときは、包括ライセンスを利用してダウロードせよ) 深層学習も講義の中で少し扱っていく 画像処理がメインの内容になっていく イントロダクション イントロは、現在の画像処理における深層学習について…

ユビキタスネットワーク 其の一 20171002

概要 最終試験で評価が決まる レジュメは研究室のページから入手可能になるそうです(2017年10月5日現在不可能) 「ユビキタス」という言葉の意味は「どこにでもある」。現在どこに行っても存在するネットワーク環境がどのようにして成立しているのかなどを…

認知工学 其の一 20171004

概要 言語について中心に学習していく 合計8章あり、2章終わるごとに小テスト。この小テストの配点と、最終の期末試験の配点が評価の対象になる。 認知工学というより、言語処理のほうがしっくりくる。 イントロ 言語とは 自然言語と動物の言語、人工言語の…

音響信号処理 其の一 20171002

概要 可聴音を対象として音響について学んでいく講義。一回完結型で様々なトピックを扱っていくようです。 試験は持ち込み可能。 音の三要素 音とはいったいどういうものなのかを説明するための要素 dB(デシベル) Hz(ヘルツ) 音色 このうち、音色に関し…

メディア論 其の一 20171002

概要 複数のメディアを組み合わせることによって、これまでになかった価値を作り出すことができるかもしれない。今回、この講義では、マンガと動画を融合させたようなメディアをJavaScript、CSS、HTMLを駆使して作成していく。また、このメディア作品が講義…

メディア分析法 其の九 20170619

テーマ 前回は触感覚についてのオノマトペだったが、今回は音のオノマトペについて。 PC、家電の多様化により、音の大きさや種類が大きくなる ⇒音環境の悪化 ⇒静音化の流れがあったが、現在では快音化の風潮が高まってきている 快音化の例 時々見かける「乙…

オペレーティングシステム 其の十二 20170712

ファイルシステム 2次記憶:データをためておくための装置メモリ→小容量高速 2次記憶→大容量低速トレードオフの関係になっている ハードディスクの仕組み 区画がそれぞれ分かれていて読み書きができる →1区画512B~4KBくらいの大きさ(現在の技術力で区画…

オペレーティングシステム 其の十一 20170705

効率化のためのテクニック プロセス間のページ共有 多量のプロセスから使われるファイルがある(例えばlibcとか) →それぞれをプロセスごとに入れていてはメモリの無駄になる. →実態は一つで、プロセス間で共有できればうれしい しかし、メモリは分離だった…

オペレーティングシステム 其の十 20170628

仮想記憶 メモリには揮発性(RAM)と不揮発性(ROM)がある. メモリは大きく分けて、コード、データ、ヒープ、スタック領域に分かれている メモリの抽象化 アドレス変換について CPUから仮想アドレスを取得し、それを変換表で物理アドレスに変換するという…

オペレーティングシステム 其の九 20170621

相互排除についてもう少し詳しく ロックの見直し ロックは①ロックされているかの確認、②ロックをかけるための値を書く.この二つをアトミックに処理する必要がある. ビジーループをかけるスピンロックについてもやったが、これだと長い処理の時CPUの無駄遣…

オペレーティングシステム 其の八 20170614

並行プログラミング 並行でないプログラミングのことを逐次プログラミングという. →処理の流れが一つしかない.通常のプログラミング言語はこっちのほうを想定している. 並行にして何がいいのか ・ブロック状態にあるプロセスを別の処理の流れで出来たらう…

オペレーティングシステム 其の七 20170607

CPUスケジューリング 簡単に言うと、仕事に優先度をつけ、やる順番をつけて実行するということ.これをCPUがやるってだけ. プロセスの選び方を理解するためにはプロセスの性質を理解する必要がある. ・CPU-boundプロセス →CPUをたくさん要求する.数値計算…

オペレーティングシステム 其の六 20170531

スレッドについて(スレッドとはプロセス内の処理の流れ) 写真を挿入 ブロックされると困ってしまうプログラムがある場合、スレッドという概念が力を発揮する. 困ってしまう例① ユーザーの入力待ちの間、アニメーションが止まってしまう. →この場合、入力…

情報通信システム 其の十一 20170629

(7,4)ハミング符号の続き、いきます. こんな規則で検査記号が付加されることを思い出しとく. シンドローム 上の式を右辺を0にするように変形しましょう. とかとかややこしいので、全部でおいてしまいましょう.

情報通信システム 其の十 20170621

いきなり定理から入っていきます. 定理4.1 通信路符号化定理 通信路容量があり、この時であれば任意の正定数に関して にすることができる情報速度の符号が存在.大数の法則から証明できるものだが、完全にわかっていないので割愛.後で更新いたします.とい…

情報通信システム 其の九 20170615

加法二元通信路の通信路容量 前回紹介した誤り源からの信号と入力信号との排他的論理和を出力信号にするという通信路モデルにおける通信路容量を考えていきます. 結論から言うと になります. ではその証明を… こんな感じに式変形ができます.ここで、の最…

プログラミング言語演習 scheme編

リストを表示するのはこれまでの言語では[]だったが、schemeでは()を用いていく.空白を用いてデータの区分けをする. iEDのターミナル上の応答型エディタではhistoryや方向キーが対応しないため、少し入力しずらい。 1.リストの先頭に要素を足す >'(2 3) (2…