マエカワの備忘録的な何か

思い立ったが吉日

3年科目

情報通信システム 其の八 20170608

通信路符号化に入っていきます 通信の途中でノイズがはいいてくることを前提としている. ⇒これがなかったら送った信号を相手が100%正しく復号できてしまう.通信路符号化をやる意義がなくなってしまう.ということで、通信路符号化によって信頼性を保証し…

情報通信システム 其の七 20170601

結合エントロピー との結合確立をとするとき、との結合エントロピーは で表される.これは、とが同時に生起したときに得られる情報量. また、 が成立する.とが独立しているとき、等号. 条件付きエントロピー が生起したときが生起する確率をとすると、が…

インタラクティブシステム論 其の四 20170518

コンボリューション 出力を周波数領域ではなくて、時間領域でしたい!! ということで…を時間領域に直してやる. 出てきたこいつをコンボリューション(重畳積分)という.また、コンボリューションは で表し、演算子は"". つまり、フーリエ変換して伝達関数を…

社会情報論 其の八 20170605

環境問題 一番ネックになってくるのは責任倫理 最近、パリ協定からアメリカが離脱. ⇒フランスや各国が避難している. 情報化の影響で環境問題へのアプローチも変化してきている. ⇒この環境問題こそがリスクコミュニケーションの始まり.日本ではダイオキシ…

メディア分析法 其の八 20170612

オノマトペ これまで、人の感性を測るためにSD法を用いてきた ⇒あらかじめ決められたものに関してしか評価できない.そもそも人は分析的に評価することができるのか? ⇒必ずと言っていいほど自分の主観が入ってしまうため こんな背景から、感性の測定法とし…

メディア分析法 其の七 20170605

共感覚能力とメディアデザイン テキストの色と心理的効果の関連性 例えば、教科書にマーカーを付けて覚えるなど、色付けすることによって何らかの効果があることは日常生活からもわかる. この色付けをテキストのイメージから自動的にできればいいのではない…

人間工学 其の五 20170523

更新が遅れていますが、何卒ご容赦を…。 視覚についてもうちょっと 視野:視軸をもとにして見える範囲のこと 聴覚について 20Hz~20kHzまで対応している 耳の蝸牛内の基底膜で周波数分析をする. ⇒人間知らず知らずのうちにフーリエ級数展開しているというこ…

コミュニケーション論 其の五 20170518

最初は今回と関係ない話(ちょっと関係ある) 数分間、東日本大震災直後のACのコマーシャルを見た. 報道ステーションのトピック「原発、私はこう思う」 養老孟司さんが出演していた回を見た.ここで養老さんは、「原発問題には中間の意見がない.(エネルギー…

情報通信システム 其の六 20170525

今回は情報源符号化定理の小テスト&情報量についてのお話情報量というものを定義するにあたって、確率を用いる. ⇒の情報量はの生起確率に依存する.つまり、 また、次のような性質を持つことが求められる ①は単調減少でが小さいほど情報量は大きくなる ②情…

社会情報論 其の七 20170529

ボランティア活動について 情報化が進むにつれて、現地に行くのみならずボランティア活動することができるようになった. そもそもボランティアはどこから始まったのか 十字軍:エルサレム奪取のために集められた志願兵のこと.この志願兵こそ、ボランティア…

社会情報論 其の六 20170522

情報格差と情報セキュリティ デジタルデバイド 2000年時点で、情報弱者やデジタルデバイドの問題が挙げられていた. 今ではスマホが主流.スマホユーザとガラケーユーザの間でもデジタルデバイドが存在するといえるだろう. ⇒有識者や講演会を開いて、町単位…

社会情報論 其の五 20170515

市民参加・地方創生(ICT利用) 人口減少による諸問題 東京でも人口減少があるところがある.西に行くほど人口が減る.東京ですらそうなんだから、地方になるともっと深刻な問題. 人口減少により、バスの運行がストップしてしまう. ⇒移動手段を持っていない…

社会情報論 其の四 20170508

GISについて そもそもGISってなんぞや GIS(Geographic Information System)とは位置空間情報を重ね合わせ、解析分析していくシステムのこと.位置空間についての情報をVR、ARのようなものに落とし込むことも可能.また、この位置空間情報を分析していくこと…

メディア分析法 其の六 20170529

知識写像を利用したメディアについて 脳の中の知識ネットワーク(semantic network)は類似性と頻度で組織化されていく. ⇒経験することにより痕跡(トレース)が残る. 痕跡が蓄積されることによって成功のイメージが具体的に現れ、そのプロトタイプ(成功するイ…

コミュニケーション論 其の四 20170511

辞書についてもう少し 話が通じないことを共役不可能性と専門的に呼んだりする. ⇒同じ言葉でも人によってその意味はそれぞれでは、その「意味」はどこからやってくるのか ⇒その人間を取り巻くネットワークによって形作られる.しかし、このネットワークも日…

メディア分析法 其の五 20170522

知識調査法について 今となっては、ごく自然に個人の発信した情報をビッグデータとして企業にとられている. 日本のAI事情は遅れながらも企業が焦って頑張っている. 研究について twitterの解析からエリアマーケティングにつなげていく.これは出店する際な…

情報通信システム 其の五 20170518

記憶のある情報源について これまで扱ってきたのはすべて記憶のない、独立した情報源集合.ここからは過去の状態に従属している情報源集合の扱い方について書いていく. 重マルコフ情報源 任意の時点での生起確率が直前個の出力に依存して決まる情報源 状態…

情報通信システム 其の四 20170511

前回出てきた平均符号長の限界値であるエントロピー.なぜそうなるのかの証明. 命題平均符号長は まで短くすることができる. 補助定理2.2 を満たすとき、 が成立.等号は 証明(補助定理2.2) 指数関数のマクローリン展開から得られると低の変換公式より よ…

オペレーティングシステム 其の五 20170517

システムコールについて少し プロセス切り替え:タイマー割り込みで切り替えを行う. この時の割り込みハンドラの役割は退避実行プロセスの決定復帰の3種類. スケジューリングのイメージ これについては図で説明したほうがわかりやすい.下の図の説明として…

人間工学 其の四 20170516

末梢神経系 中枢と体をつなげるもので、二つの分類をすることができる. 体性神経 ・反射弓 ・運動神経:錐体路、錐体外路、反射弓のインパルスを最終的に受け取るところ 自律神経(遠心性) ・交感神経と副交感神経 ex)心拍数や発汗作用に影響が出てくる.時…

メディア分析法 其の四 20170515

自然言語処理についてのお話 コンピュータによる言語処理で、主に二種類のとらえ方ができる 言語理解・言語解析:言葉の意味をビット列に 言語生成:例えば、歌詞作成AIなど.適切に言語を表現 今回は1についてのお話. 言語理解には主に四つのスケールがあ…

情報と法規 其の四 20170512

これはaufhrben??? 講義前、NFCについて話すといっていたが、TISANDO musicのCMを最初に見た TOSANDO music CM 披露宴編 full ええ話だ…。 思わずジーンときてしまうようなプロモーション映像だが、今回はこの中に弁証法的な運動を見つけ出せ、というもの…

オペレーティングシステム 其の四 20170510

指定教科書で言うとp18~p28、p36~p39あたりだそうです. マルチタスク プロセスを高速で切り替えることにより同時に複数のプロセスを実行しているように見せる.また、このことを「平行に実行する」といい、通常並列でないものを並列のように実行させること…

人間工学 其の三 20170509

新皮質のお話は知覚領(中心溝の後ろ側)へ 知覚領 ・感覚がまず届くところ ・皮膚感覚の機能局在 ⇒運動領の機能局在とよく似たところに分布している ⇒胴から下にはあまり機能はない.上半身に集中して局在している. 連合領 ・運動領、知覚領以外のところをま…

社会情報論 其の三 20170501

・高度情報ネットワーク化 2000年前半に日本では起こった. 韓国ではもうちょっと前の時代に起こっている. フィンランドではソ連崩壊で経済的危機に陥ったことで発生.情報化でその危機を乗り切る.例としては携帯メーカーとして知られるノキア.もともとは…

メディア分析法 其の三 20170501

眼球測定法の続き 前回、「注目」と「印象」をパラメータとして広告効果を実験によって導いたが、今回はそれに加え「読みやすさ」「利便性」の観点からも広告効果について考えていくものとする。 実験によって、利便性が高かった広告配置は下部・右横配置と…

情報と法規 其の三 20170428

これだけは知っておく「議論の形式」 相手に説得される力がなければ説得することはできない。 議論できない人の特徴 ⇒一元論、二元論だけで多元弁証法を使わない(目先のことだけを考えている)。 ⇒twitterでの炎上によくあるパターンは「強い言葉を使いすぎ」…

情報通信システム 其の三 20170427

命題「ハフマン符号化法によりコンパクト符号になる(2元)」の証明 まず補助定理を証明して本筋に適用する ・コンパクト符号の符号の木の性質 ①根から最も遠い位置にある葉は二つある ②この二つの葉に生起確率の小さいものから二つが割り当てられている ①の証…

インタラクティブシステム論 其の三 20170427

パワースペクトルについて フーリエ変換は で表され、オイラーの公式より と変形できる。この変形をω=-ωの時もやってやると となり、F(ω)の共役複素数であることがわかる。つまり である。この数値こそパワースペクトルであり、上式からもパワースペクトルは…

コミュニケーション論 其の三 20170427

外国語 →日本人はLとRを聞き分けることが苦手 ⇒だんだん外国語がわかるようになるのではなく、ある境から音が言葉になる瞬間がある(突発的に一気に到来) 辞書といわれると、3種類考えられる ①心的辞書:言葉を言葉として理解できるのは心の中にある辞書を参…