社会情報論 其の二 20170424
2001年:IT基本法
情報インフラの普及率
阪神淡路大震災から徐々に普及し始める
→PCでインターネットが使えるようになった頃、docomoのi-modeなど
→今ではスマホは単なる通信手段ではない
2001年あたりではすでに今と同じくらいの普及率になっている
疑問:インターネット普及率が2006年に一時的に落ち込んでいるのはなぜ?
⇒調べてみたら他の年と質問方法が違うらしく、若干数値にずれがあるらしい。普及率はそのまま上がり続けているとみてよさそうです。
スマホとPCどちらを使うかは年齢別で分かれる傾向にある
→若者はスマホ。老眼が進んでしまうとスマホの文字が見にくくなるため、PCを利用している人が多くなってくる。
インターネットの利用
⇒情報源としての利用:ほかのメディア利用率が下がっている分インターネットの利用率が上がっている(若者の新聞離れが顕著に表れている)
⇒情報発信手段としての利用:女性のほうが発信頻度が少ない
・インターネットの利用範囲が広がっている
→災害時はPCよりもスマホのほうが便利(まず家から持ち出すものは何か?スマホ?財布?通帳?)
・情報の発信ができる(これによって情報の流れが変わってきている)
→災害時、電車遅延などリアルタイムの(鮮度のいい)情報が入ってくるのがメリット
→信頼性に欠けるのがデメリット
→色々な人が参加することによって新しい側面が見えてくる可能性あり
・ビッグデータの利用可能性
→震災ビッグデータ、アマゾンの推薦システム
・情報ボランティア(GISボランティア)の誕生
情報端末の変化
・自宅PCからスマホへ移行している
・収入による情報的格差
・地域による格差(数千メートル級の山の上)
→こんなところでも使いたいという人がいるほど、情報端末に依存している
・インターネットと人口普及率
→年々上がっていっている。持っている人とそうでない人の比は大体どの年も同じ
疑問:使っていないのは赤ん坊くらいなのだろうか?
→スマホのアプリが赤ちゃんの遊び道具になっている
・利用頻度
→「毎日触っている」が一番多い
・年齢別
→思い他、小学生や80歳以上の人でも利用していることがわかる
→小学生はパソコン学習、高齢者については定年年齢が上がっていることも関係があるのかもしれない
・世帯別
→多くの世帯でスマホが一番多い。また、大都市であるほど利用率は高い傾向にある。
スマホについて
・外国では「財布とスマホに気を付けろ」といわれるらしい。ストリートチルドレンに盗られ、高値で取引されるらしい。
・オリンピックに向けて、多国用にスマホの活用が注目されている
マスメディアによる情報発信⇒マスコミュニケーション
・一方向である(現在のSNSは双方向性)
・歴史をたどると活版印刷まで遡る
→文字の知識が付く→本、新聞の普及
・ラジオ、ニュースはマスコミ
→ラジオに関してはできてから100年たっていない(この短時間でメディアは多様に変化してきた)
SNS:双方向性を持つ
・誰でも情報を発信することが可能になった(これが一番大きい)
・知り合いじゃないと情報共有ができない
→知り合いの知り合いまで発信した情報が行くと、伝言ゲーム方式で間違った内容が追加されて行ってしまう。しかし、拡散されるほど人はその内容を信じてしまう。この分野については研究分野にもなっている。
→マスメディアは知り合いとか関係なく、一方的に情報を押し付ける感じ
・今出ているSNSサービスもリリースされてから10年ほどしかたっていない。にもかかわらずこんなにも生活の中に溶け込んでいる
→このサービスを用途によって使い分けできないだろうか??
→地域発のSNSは利用者が少なくすぐに衰退してしまう
→生活に溶け込んでいるからこそ、SNS依存症、イジメや誹謗中傷に使われてしまうという側面を持つ
・インフルエンサ:利用者の中でも特に周りへの影響力が強いとされるアカウント
・発信も多数であれば、受信者はもっと多数である
・匿名性について
→リンク到達性:なんとなく「この人かなぁ」ってところまでわかってしまう
→本人到達性:特定される
商品購入時の情報入手元
①口コミサイト
②レビュー
③個人のブログを参照
④店で見てみる
→高額商品の購入時は④の人が多い
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