マエカワの備忘録的な何か

思い立ったが吉日

知的情報処理 其の一 20171006

はじめに

将来設計について

 何になりたいのか、どのような生活をしていきたいのかをそろそろ固めるべき。先の見通しが立っていないと、研究室もうかつに選ぶことができない。せっかく研究室で技術をつけても、それを生かせない職場ではもったいない。

この講義でやること

  • コンピュータシミュレーション
  • モデル化

 基本講義形式。人工知能複雑系*1に関連することを取り扱っていく。

課題について

 課題は1~3人グループで行うものとする。テーマは習った手法、モデル化を独自に改良。資料をまとめてプレゼンテーション。講義時間には座学のみ。実習時間は設けない。
 発表期間は約2か月。当然ながら、前半発表は甘く、後半発表は厳しく採点することで、平等性を保っている。配点の割合は発表25%、資料25%となっている。

試験について

 試験も実施される。配点は全体の50%になっている。課題発表と合わせて合否が判定される。

イントロダクション

 知的なシステムを構築するには「手法」と「モデル」が必要。現在は手法のほうばかりが出てきている。このような状態では、モデル化を適切に行うことが非常に重要になってくる。手法とモデル化、どちらを改善していくのか。これは難しい問題だが、これができる人こそが優秀なエンジニアといえる。
 大幅に改善するなんてほとんど不可能。少しでも改善されるように、モデル化なり、手法を模索していく。現状を改善できるような新しい提案ができる人を企業も求めている。
 人間も、頭の中で何らかのモデル化を行っている。モデル化しているために、想像することが可能になっている。
 複雑なモデルよりも、むしろ単純なモデルのほうが強力なものになる。
 過去の知識から予測を立てて行動する。これが重要で、知識が多いほうがより良い行動をとる確率が上がっていく。

*1:自然などどのように動くのかわからない事象をモデル化したもの