DUNKIRK(邦題:ダンケルク)を見てきた
概要
ダンケルクの戦いにおいて、追い詰められた英仏連合軍は本国に帰るために当時の首相チャーチルの指揮のもと、生き残りをかけた撤退を遂行する。当初の予定では3~5万人が限度だったと考えられていたが、それを大きく上回る約40万人が生還。歴史に残る撤退劇を忠実に再現したのがこの映画です。
感想
早速感想のほうを書いていきますが、ネタバレはしません。あくまで、ディティールとか、どんなところがすごかったとかを書いていきます。
正直言ってすごかった。何がすごかったのかというと、その再現度。服装や重火器などなど、リアルすぎて怖い。聞いたところによると、CGを一切使っておらず、カメラは現時点で最高解像度を誇るものを使って撮影。CGを使わないためにいろいろ試行錯誤されたらしいです。また、映画を見終わった後には、「スピットファイアかっこいい!!!」と思うことでしょう。戦闘機、はまりそう…。
作品構成について少し。この映画は「防波堤」「空」「海」の3つの場所で展開されているんですが、この組み合わさり方が絶妙。早く次の展開を見せてほしいと思わせるようなところで場面チェンジ。だんだんとテンポの速くなるオーケストラで兵士たちの焦りを表したり、無音からの爆撃音で当時の様子が耳を通して伝わってきたりと、「音」という要素がここまで作品に影響を与えるものかと普通にびっくりしてました。
そして、この作品、セリフが少なく、どこかで見たドイツ軍によって作成された、軍を鼓舞するための映画(白黒時代のやつ。伝われ…!!!)に似ている。確かモンタージュとか言った技法だっけなぁ。
あと、この映画を見に行くと祖父に言ったところ、「確か昔に同じタイトルの映画があったけなぁ」と教えてくれました。おそらく、この二つのどちらか。
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最後に
短い感想を書いていきましたが、見ても損はないと思います。ポストプロダクションがとても巧妙になされていて、映像のことを勉強するのにも効果的だと感じました。
冒頭部分の映像を見たとき、「あ、これBATTLEFIELD 1じゃん」と思ったほどにBF1と似ています。ストーリーではなくて服装、雰囲気、音楽とかの要素部分が。あのゲームがどれだけ再現度の高いものかがわかったのも大きな収穫?でしたとさ。ついでに、BF1のリンク張っときましょうかね。
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と、こんな感じで締めようと思います。読んでいただいた方、ありがとうございました。
マエカワ