マエカワの備忘録的な何か

思い立ったが吉日

ソフトウェア工学 其の一 20171005

概要

  • 出席点は取らない
  • 配点は試験60%(持ち込み不可)、レポート20%×2回。合計100%
  • 試験にトリッキーなものは出ない
  • 「Vモデルを説明せよ」という問題は確実に出る
  • テストでは手がつる
  • ダイバーシティはとても大切
  • 前の席と後ろの席はいじられる
  • 遅刻すると、さらに踏み込んだいじりが待っている
  • ダイバーシティは大切なので、男女平等にいじる
  • 超いじられる

 てな感じです。先生は雑談多めとにこやかに言っていますが、話の中に結構大切なことが散らばってる(と思います)。

イントロダクション(?)

大学の教授陣について

 大学はあくまで研究機関。現時点では教授や大学のことを「高校の延長線」と考えているかもしれないが、大学の本当の姿を知るのは研究室配属された後、社会人になってから。
 今、自分たちは定額で講義を受けているが、仕事をするようになり、何か技術的に詰まったときに大学に助けを求める。その時の相談料は下手をすればウン百万、もっといくかもしれない。それくらいすごい人たちが講義をしているということを忘れてはならない。

学習方法、意欲、仕事をするようになった時のこと

 自分たちは大体スマホネイティブ世代。生まれた時から、PCなり携帯があった。しかし、今の子供世代はAIネイティブ世代。今は何も恐怖感はないかもしれないが、社会人になって仕事をするようになった時、下の世代が新しい技術を引っ提げて猛スピードで追いかけてくるのはとても恐ろしいらしい。それに負けじと、自分も技術を取り込んで遅れないように頑張る。
 新しい知識でもって立ち上げた事業なり、プロジェクトは自分にとっても相手にとっても利益であることが多く、また技術があればあるほどその見返りは大きくなっていく。いわゆるwin-winになる。ほとんどはwin-loseの関係で成り立っており、誰かが得をして誰かが損をするという構図になっている。知識をつけるって最高でしょ?
 楽しさをもって学んだ技術なり知識はより自分になじみ、それによって周りからの評価も上がる。そしてそれが知識をつけるモチベーションになる。そして、またできることが増えて、周りに褒められて…と好循環が出来上がる。これができないと、やらない→できない→つまらない→もっとできない→Twitterに愚痴を書き込む→転職しよう!→どこも取ってくれない→「あなたは何ができるんですか?」と聞かれて答えられない…など最悪の結末が待っているという恐ろしい悪循環…。学習意欲のない人間はブラック企業に引っ掛かりやすくなっていく。
 エンジニアになりたい人へは、「本当にいいコード」はソフトウェアの設計段階からしっかり行っている人が作ったもので、その場で書いたようなものは後々欠陥が出てきて使い物にならなくなるとのこと。

ソフトウェアの種類について

パッケージソフトウェア

 とんな会社にも適用できるソフトウェア。誰でも使えるものと、数億円もするようなプロ用があるということ。
 ここでは、VHSとベータを例に挙げていた。ネットワーク外部性かあるビデオ媒体。性能はベータのほうがいいにもかかわらず、世の中に普及したのはVHS。ベータより早く発売されたVHSだが、利用者が持っているデータを焼き増しするにはVHS形式のものが必要になってくる。ということで、後から出てきたベータは世に広まらなかったらしい。詳しくは「ビデオ戦争」でググってみてください。
 このように、既存の利用者が他の利用者の価値判断に影響してしまうことをネットワーク外部性というのだが、この性質があるものは品質はそこそこに、早めに出す必要がある。早い者勝ちで市場を独占することができるからだ。生産スピードと品質をどのようにいい感じのところへ持っていくのか。これもソフトウェア工学の範囲にある。

付けたし

 ソフトウェア工学では、製品の特長を見抜いたうえで、「よい」ものをより「よく」作る手法ソフトウェアの種類などを学習していく。
 途中のレポートだが、一回目のレポートは楽しいらしいので、楽しみにしておく。
 一応、今回の内容を網羅したつもりですが、もしかしたら覚え忘れがあるかもしれない(というかおそらくある)。それくらいのマシンガントークでした。なるべく多くのことをここに書き出していこうと思います。