情報と法規 其の一 20170414
講義について
だいぶラフな感じ。みっちり受けるというよりは自分で考えることに重きを置いた講義進行です。挨拶は大事。
試験について
試験で提供される知識について考察する。考察できた点一つにつき加点される。
次回までにH24センター国語第1問を解いておく
内容
推定する⇒反論の余地あり
みなす⇒反論の余地なし
これだけではなんなんで、講義で出てきた話を
先発後発で乗客が並ぶ場所が違う形式の駅を見たことはあるだろうか。あなたは始発のほうの後方に並んでいる。もしラッシュ時、あなたが先発列車に乗りそびれてしまったらあなたはどうするだろうか。
①そのまま並び続け、後発列車に先頭で乗る
②後発列車の列の最後尾に並びなおす
割と意見が分かれると思う。①を選んだら後発列の先頭の人が文句を言ってくるかもしれない。かといって②を選ぶと、後発列車にも乗り損ねてしまう可能性がある。この問題は明示されていないルールというものを考えるのに非常に有効だ。もちろん、どれが正解などということはない。こんなことを考えて自分なりに解釈していくことがこの講義の内容ということになっていくだろう。
情報通信システム 其の一 20170413
この講義でやること
・シャノンの情報理論
・符号理論
・情報を記号列(ディジタル情報)としてとらえる(何か意味を持つものとしては扱わない)
・情報をいかに効率よく(情報理論)、信頼性高く(符号理論)伝達するか
⇒符号化することによってこの課題の解決をはかる
この符号化した結果に要求されることは、自動間違え修正etc...
これらがこの講義で扱う内容
⇒効率の良い符号化について
⇒符号化の限界について知る(理論上、効率化は限界あり、信頼性は限界無し)
効率化と信頼性は相反する。どちらかをよくしようとするとどちらかが悪くなってしまう。
⇒二回に分けて符号変換を行っていく
画像:Shannon-Fanoモデル
情報源符号化は情報の圧縮にも用いられている
本来ならば情報源符号化と通信路符号化が一緒になっている。通信路復号と情報源復号が一緒になっている。
・現在は誤りがあることを検出できるように符号化
⇒あった場合は再送を依頼する(検出から修正までやってしまうと符号化した記号列が長くなってしまい、効率が良くない)
・この講義では上のモデルを扱っていく
・このモデルのほかに暗号化を盛り込んだモデルも存在する