認知工学
あいまいさについて 言葉の中には同音異義語や多義語、同形異義語など様々ある。このような複数の意味をどう処理するのかがネック。代表的な処理モデルは以下の通り。 逐次処理モデル:使用頻度によって優先度が変わる 文脈依存処理モデル:文脈に合うものの…
単語認知 単語へのアクセス時間 単語へのアクセス時間は人によって異なる。この違いはどこから来るのだろうか。答えは、これまでの成長の中で培ってきた「心的辞書」の内容だ。この内容や構造が違うので、単語へのアクセス時間が違ってくる。この時間を実験…
プロトタイプ理論 指示概念のプロトタイプによって意味を表現する方法。このプロトタイプは抽象的でも、実際に存在しなくても良く、最も典型的な実体である。いわゆる「イデア」がプロトタイプに該当する。これと区別がつきにくいものに事例理論がある。 プ…
単語の意味とは何なのか 広辞苑にはとりあえずの定義は載っているが、言葉を言葉で定義していたりする。これでは、循環論法的な無限ループに陥ってしまう可能性があり、限界がある。そこで、単語の意味を表す方法が研究されてきた。ここでは、その方法につい…
前回の続き 行動主義 これまでは脳活動はブラックボックスで、刺激に対する出力、入出力関係だけを見てきたが、コンピュータの発展などにより、内部構造を観察することができるようになってきたので、計算で求めることができるようになっている。 計算方法 …
概要 言語について中心に学習していく 合計8章あり、2章終わるごとに小テスト。この小テストの配点と、最終の期末試験の配点が評価の対象になる。 認知工学というより、言語処理のほうがしっくりくる。 イントロ 言語とは 自然言語と動物の言語、人工言語の…