情報通信システム 其の一 20170413
この講義でやること
・シャノンの情報理論
・符号理論
・情報を記号列(ディジタル情報)としてとらえる(何か意味を持つものとしては扱わない)
・情報をいかに効率よく(情報理論)、信頼性高く(符号理論)伝達するか
⇒符号化することによってこの課題の解決をはかる
この符号化した結果に要求されることは、自動間違え修正etc...
これらがこの講義で扱う内容
⇒効率の良い符号化について
⇒符号化の限界について知る(理論上、効率化は限界あり、信頼性は限界無し)
効率化と信頼性は相反する。どちらかをよくしようとするとどちらかが悪くなってしまう。
⇒二回に分けて符号変換を行っていく
画像:Shannon-Fanoモデル
情報源符号化は情報の圧縮にも用いられている
本来ならば情報源符号化と通信路符号化が一緒になっている。通信路復号と情報源復号が一緒になっている。
・現在は誤りがあることを検出できるように符号化
⇒あった場合は再送を依頼する(検出から修正までやってしまうと符号化した記号列が長くなってしまい、効率が良くない)
・この講義では上のモデルを扱っていく
・このモデルのほかに暗号化を盛り込んだモデルも存在する